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セミナーとウェビナー 専門家から学ぶ

マイクロトラック製造・販売50周年記念セミナー
電池・電子部品材料の高度化に伴う
粉粒体加工と粒子径分布評価の未来
NEWS

マイクロトラック粒子径・粒度分布測定装置は、1974年に米国リーズ・アンド・ノースロップ社が製造・販売を開始しました。本年2024年に50周年を迎えます。
この半世紀で粉粒体加工および粒子特性評価の技術は飛躍的に発展を遂げました。とりわけ、全固体電池に代表される次世代電池の登場に伴い、電池・電子材料における物性評価技術の進化には目覚ましいものがあります。マイクロトラックの粒子径分布測定装置は、その進化に大きく寄与してきました。

本セミナーは、電池・電子材料開発における粉粒体加工および粒子特性評価に関する最先端情報の提供を目的とします。
次世代電池研究開発の第一人者であります東京都立大学の金村聖志名誉教授をお招きして、全固体電池・革新電池に関する基調講演をして頂きます。加えて、粉体加工メーカー6社により最先端の技術をご紹介頂きます。電池・電子材料開発の現在を、多角的に学ぶための絶好の機会となります。皆様のご参加をお待ちしております。

また、本セミナーは、対面・ウェブのハイブリッド形式にて開催いたします。本社会場では懇親会をご用意しておりますので、講演後の交流・情報交換の場としてもご利用頂ければ幸いです。

セミナー概要
日時 2024年7月4日(木) 9:30~17:40(17:40~18:30 懇親会)
定員 会場(対面):
40名 ※定員となり次第締め切りとさせて頂きます。

ウェブ(Zoom):
定員制限なし
会場・アクセス 会場(対面):
マイクロトラック・ベル株式会社 本社 大阪市住之江区南港東8-2-52 MAP Googleマップでみる

ウェブ(Zoom):
※初めてZoomを操作される場合には、事前に接続テストをされることをお勧めします。
接続テストはこちら(Zoom公式サイトにジャンプします)
参加費用 無料
▼ セミナー参加登録はこちら ▼
プログラム
時間 内容 発表者
9:00~9:30受付(会場およびウェブ入場)
9:30~9:35連絡事項・スケジュール確認
9:35~9:40 開会挨拶 マイクロトラック・ベル株式会社
代表取締役社長
仲井 和之
9:40~9:50 来賓挨拶 一般社団法人 日本粉体工業技術協会
特別顧問
山田 幸良 様
9:50~10:00記念品授与
10:00~10:50 「マイクロトラックの歴史・革新技術の変遷、 及び、電池・電子部品材料の最新評価事例」 マイクロトラック・ベル株式会社
営業部 営業推進課
恩田 真吾
10:50~12:00 招待講演
「全固体電池および革新電池の開発現状と今後の展開」
東京都立大学
都市環境学部
名誉教授
金村 聖志 様
12:00~13:00 昼食 ※こちらでご準備致します
13:00~13:30 企業講演① 造粒・スプレードライ
「噴霧乾燥法による造粒体の物性について」
大川原化工機株式会社
開発部
部長
根本 源太郎 様
13:30~14:00 企業講演② 粉砕・分級
「電池・電子材料における粉砕・分級技術の開発動向」
日清エンジニアリング株式会社
粉体事業部 機器販売センター
センター長
小澤 和三 様
14:00~14:30 企業講演③ プラズマ
「熱プラズマ法による粒子合成とその応用に向けて」
株式会社日清製粉グループ本社
生産技術研究所 微粒子プロセス研究室
室長
中村 圭太郎 様
14:30~15:00 企業講演④ 粉砕・分散
「電池製造プロセスと微粒子技術について」
アシザワ・ファインテック株式会社
微粒子技術研究所
所長
中島 翼 様
15:00~15:10休憩
15:10~15:40 企業講演⑤ 乳化・混合
「リチウムイオン二次電池用合剤評価の課題と評価事例」
プライミクス株式会社
乳化分散技術研究所
和仁 崇行 様
15:40~16:10 企業講演⑥ 粉砕・ふるい分け
「研究開発におけるボールミル粉砕の最新技術
~遊星ボールミルから、冷却・加熱式ボールミル~」
ヴァーダー・サイエンティフィック株式会社
営業部/Retsch
アプリケーションマネージャー
二宮 苗央 様
16:10~16:20閉会の挨拶(ウェブセミナー終了)
16:20~16:30アプリケーションラボ、工場へ移動
16:30~17:20ラボツアー、工場ツアー
17:20~17:40アンケート記入、懇親会場へ移動
17:40~18:30懇親会
※セミナーの内容は都合により変更となる場合がございます。予めご了承いただけますと幸いです。
※当社競合製品を販売されている企業様のご参加をお断りする場合がございます。予めご了承下さい。
招待講演 東京都立大学 金村先生
「全固体電池および革新電池の開発現状と今後の展開」
リチウムイオン電池の欠点を補い優れた蓄電池の開発のために、電解質の固体化や新しい電極活物質材料の利用に関する多くの研究が行われている。これらの研究の背景には二酸化炭素の削減に向けてより多くの蓄電池が必要となったり、より高エネルギー密度の蓄電池は求められているからである。 本発表では、現在最も実用化に近い全固体電池において今後求められる特性について述べる。また、他の革新電池に関しても開発現状とのそれらの可能性について述べる。
企業講演① 大川原化工機株式会社 根本様
「噴霧乾燥法による造粒体の物性について」
噴霧乾燥では製品製造の用途に応じて様々な微粒化装置が使用されています。噴霧乾燥プロセスにおける回転ディスク、ノズルなどの各種微粒化装置を紹介し、その特性により得られる粉体の物性を紹介します。
企業講演② 日清エンジニアリング株式会社 小澤様
「電池・電子材料における粉砕・分級技術の開発動向」
電池・電子部品分野における、原材料粉体の微小化、粒子径分布の精密制御、特殊雰囲気下での処理など、高度化する粉砕・分級のニーズに対する当社の取り組みを紹介する。
企業講演③ 株式会社日清製粉グループ本社 中村様
「熱プラズマ法による粒子合成とその応用に向けて」
熱プラズマは高温、高活性雰囲気を有し、さらに急冷プロセスを活用できることから、他の製法では得られない高温融点材料や、準安定相、非平衡相などの粒子の合成が期待されている。本発表ではプロセスパラメータおよび導入するガスや原料の特性に着目して粒子径を制御する方法や、金属、セラミックス、コア-シェル構造などの各種ナノ粒子の合成および球状化処理、それらの粒子を用いた応用例について紹介する。
企業講演④ アシザワ・ファインテック株式会社 中島様
「電池製造プロセスと微粒子技術について」
近年、電池の研究開発が盛んでその製造プロセスも様々存在する。その中で粉砕や分散工程において、ビーズミルを主体とした微粒子技術が注目されている。本発表では、代表的な電池製造プロセスを例に、各プロセスにおける微粒子技術の活用方法やそれらを可能にする弊社の製品群について紹介する。
企業講演⑤ プライミクス株式会社 和仁様
「リチウムイオン二次電池用合剤評価の課題と評価事例」
リチウムイオン二次電池用正極合剤評価の課題と評価方法、レオロジーや分散性等の測定事例について紹介する。
企業講演⑥ ヴァーダー・サイエンティフィック株式会社 二宮様
「研究開発におけるボールミル粉砕の最新技術」
ボールミル粉砕の成否は、試料の性質/量、ボールの種類/サイズ/量など色々な要因により左右される。また、どの様な条件、方式を選定するかも重要となる。本講演ではボールミル粉砕についての基礎的内容から、新しい技術を搭載した最新式のボールミルまで紹介する。
企業講演⑦ マイクロトラック・ベル株式会社
「マイクロトラックの歴史・革新技術の変遷、及び、電池・電子部品材料の最新評価事例」
50周年の歴史・革新技術の変遷を振り返るとともに、電池・電子部品原材料の粒子径分布を中心とした物性評価について、測定例を交えて紹介する。
会場アクセス
マイクロトラック・ベル株式会社 本社
大阪府大阪市住之江区南港東8-2-52
大阪市営ニュートラム ポートタウン東駅下車 徒歩約8分
■お問合せ先
マイクロトラック・ベル株式会社 担当: 営業部 営業推進課 佐藤
Email:ad.particle@microtrac-bel.com TEL:06-6655-0362
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